ライブハウスとミュージシャン(問題と現状)

こんにちは(^^)

皆さんはライブハウスに行かれたことはありますか?

私は出演者としてもお客さんとしても馴染みの深い場所ですが、ここ最近はどちらもめっきり減りました。

最近はライブハウス以外に活動の場を見出すミュージシャンも増え、また逆に名の通ったライブハウスが閉店というニュースも度々耳にします。

何故そのような流れになってきているのでしょう?

「ライブハウスとミュージシャン」

その問題を浮き彫りにした後で、活動の幅をライブハウス以外に求めていったミュージシャン達から解決策を研究しようというのが今回のテーマです。

今回は主に実体験からの話が多いです

ライブハウスのお客さん

ライブハウスのお客さんは、ライブを見に来てくれる人ではなく、ミュージシャンです。

ライブハウスのライブは例外を除いてノルマというものが設定されています。

チケット2000円×10人とかで、一人も来ない場合出演者がその分2万円をライブハウスに支払います。

こうしたシステムによって、例えば集客0のライブでもライブハウスは経営を維持することが出来ます。

もちろん、そのノルマを越えて集客出来た分はミュージシャンにお金がバックされるシステムになっています。

例えばノルマ10枚なら、11枚目以降50%バックみたいな感じです。

それから、ライブハウスは一応飲食店の部類に入ります。

なのでフードやドリンクが売れればその分儲けが出ます。

ノルマとドリンク代、これがライブハウスの主な収入源です

ブッキングライブ

駆け出しのミュージシャンは主にライブハウス側が企画するブッキングライブ等からライブ出演していきます。

差はあれど、主に3~5組程度です。

ミュージシャン同士横の繋がりが出来てくると、自分達で企画してブッキングしたり、チケット代を設定することも可能です。

弾き語りやバンドで多少の違いは出てきますが、大きくはあまり変わりません。

このブッキングライブのアーティスト側の旨味は、他のアーティストを見に来たお客さんに自分の演奏を見てもらえることや、ミュージシャン同士の横の繋がりが出来てくることです。

仲良くなるにつれて、自分たちで企画ライブを行う時に、ブッキングしやすくなってくるんですね

集客に対する問題

初めてライブをします。といった時には、友達や親戚は割りと来てくれるものです。

ですが、それはあくまで最初だけ

新規のファンを獲得していかなくてはそのうち集客は厳しくなります。

ここで問題になるのが、そもそも知らない人のライブを見にライブハウスに行く人は、そのライブハウスが好きか、ライブを見るのが趣味かの人達位しかいないことです。

多くのミュージシャンがノルマを達成出来るほどの集客は困難であり、友人等を呼ぶことが多いです。

ネコ助

誰も見に来てくれなかったな・・・

「お客さんを呼べないのが悪い」のだから決して口には出さないけど、多くの人がそういう思いといつも葛藤しています。

先に述べたように、ブッキングライブは違うアーティストのお客さんに自分の演奏を見てもらういい機会ですが、そもそもかけだしのミュージシャンに、ライブを見に来てくれるほどのファンの方は少ないです。

よっぽどの事がない限りは、ライブハウスでライブをしても、そもそもいろんな方に見てもらうという機会には恵まれず、結果ファン獲得も出来ず、集客も出来ないというループが完成します。

状況に甘んじてしまうミュージシャン

それでも、自分の作った曲を聴いてもらいたい、バンドがやりたい

といった方たちはそのループに甘んじてしまう事が多いです。

無論、それだけではなく、ライブハウスという場所が好きな方も大勢います。

音響設備が整い、多くの仲間と出会うその場所は、やはり無下にしたくはない場所になります。

また、先程も言ったように、ライブハウスのお客さんはミュージシャンです

「出たい」と言えばよっぽどじゃない限り断られる事はありません。

状況を鑑みなければ、居心地がが良いと思う方も少なくないのです。

新しい場所を求めて

バンドは集団で動く上に、大音量でのライブになるため、どうしても活動の場が限定されてしまいがちです。

しかし弾き語り等をメインにやる方は、個人で動ける分不特定の方に聴いてもらえる路上や、音楽的イベントを催しているBarなど、それこそノルマもなく、上手くいけば収入にも繋がる場所へと出向きライブを行うといった事もしやすくなります。

また現在は、「オープンマイク」という、全くライブをやったことのない方でも参加しやすい企画も増えてきています。

ミュージシャンはライブハウスにのみライブする場所を求めなくてもいい状況が少しづつですが広まってきている事実があります。

また、昨今やはり強力なのがネットによる活動でしょう。

比較的ローリスクで行える上に、多くの方に見てもらえる状況がそこにはあります。

ネコ助

Barで歌わせてもらったらお姉さんからおひねり貰ったよ♪

勇助

良かったねネコ助(^^)やっぱり嬉しいもんだよね。

現在多くの方が実践されているネットでの活動ですが、そこに参入している方も増えており、そこで目立つためにはという課題も出てきますが、より自分の音楽を聴いてもらえるようにするにはどうしたらいいのか?と考える行為はショービジネスの在り方そのものなような気がします。

まとめ

ライブハウスはミュージシャンにノルマを課すことで経営を維持している。

身内同士でのライブになりやすく、新規のファンを獲得しにく現状がある。

ライブハウス自体は居心地の悪いところではない。

僅かでも収益がプラスになる企画や場所が増え、ミュージシャンはそちらに活動の場を求めてきている。

「一発当てる」という表現がありますが、一昔前では、CDを制作してテレビに出る事が近道であり、CDが100万枚の売り上げを超えることもしばしばありました。

しかし今はそういう時代ではありません。

時代と共に音楽の在り方や距離感も少しづつ変わってくるものだと思います。

時代が変わる事をどう捉えていくのか人それぞれだと思います。

媒体が増え、今まであった形式から変化を求められているのは何も音楽に限ったことではありません。

そもそも何年後かには今ある多くの仕事がなくなるとする説もあります→http://www.directsales.jp/TWSH/c-10years.php

移り変わりが激しいからこそ生まれるチャンスはどこにでもあります。

そう思うのは、音楽業界は衰退していても音楽自体が消える気配など微塵もないからです

ただシンプルに、ミュージシャンもライブハウスも自立する時なのかなと思います。

「ライブハウスとミュージシャン」にテーマを絞って書いてますが、今回は主に問題と現状を挙げていきました。

次回はライブハウスとミュージシャンの「出費と収入」に関して書いていきます。

タイトルとURLをコピーしました